10月 環境塾 (日本環境管理センター)
先日より天気が悪く、トウモロコシの収穫を心配していましたが、やはり今日も朝からの
小雨で畑がぬかるみ 楽しみにしていましたトウモロコシの収穫は出来ませんでした
今年度は、7月の種まきも雨降りで出来ず 種まき・収穫も体験出来なく残念でした でも
塾生の代わりに種まきと3か月に及ぶ育成そして今日の収穫まで職員の皆様にお世話になり
本当にありがとうございました
講義の後にみんなで試食させてもらいました。
★1時間目
「トイレの話」 加藤 篤 講師 日本トイレ研究所
●人間は食べなければ生きていけない そして食べれば必ず排泄(うんち・おしっこ)する
「食べる事」 「排泄する事」 人間にとって基本的なことである
●みんなの 体の調子が良いのは いいうんち(ピカピカうんち)が出ること
●世界のいろいろなトイレの写真を見た 日本のトイレからは想像できない簡単な造り
●日本のトイレはきれいで衛生的!!
(排泄物は水と一緒に汚水処理施設に流れて行き、微生物で分解され、水と泥になり
泥の一部は、肥料などになります)
(水は、川や海に行き、蒸発して雲になり、雨を降らせます)
(この雨で木や植物が育ち、私たちの食物や生活に必要な紙などが出来ます
トイレットペーパーも作られます)
●日本のトイレがきれいで衛生的なのは トイレを作る技術や水・トイレットペーパーが
十分あるからです しかし、もし水が出なかったら・・・・・・・・・・・災害時のトイレ
●災害時のトイレ(水が出ない)
不衛生な環境では 食事 医療が成り立ちません
トイレ・水・食料は三セットでとっても大切
●災害時に備えて災害トイレを普段から考えて用意!!
今回2種類の災害トイレを見せてもらい水を使って実験した
①黒いビニール袋にふわふわの砂のような手触りの物を入れて
500ccの水を入れた 外へは全く漏れずツブツブのゼリー状に
変化した 講師は800ccまで大丈夫と言われた
人間のおしっこは 普段は一回に200cc位なので4回は使えそう
②こちらの災害用トイレは水を入れると底にある紙の下に吸収され
やはりゼリー状になった それぞれ状況に応じて使い分ける
●感想まとめ
排泄は我慢できない生理現象です
排泄を後回しにしてはいけない 命にかかわることだから!!
災害時の必需品をよく聞くが トイレも大切だと思った
いつ起こるかわからない災害に備えることが大切
家にある持ち出し袋にトイレを追加したい
普段でもトイレを大切にした(いつもお世話になっているから)
これからは大切に使いたい
災害時のトイレの大切さを教えてもらい我が家にも用意したい
食べ物以外にも備えるべきものとしてトイレを学べた
非常に為になる内容でとても参考になりありがとうございました
すごくトイレの大切さがわかりました
★2時間目
「循環型社会のしくみ」 牧野 大樹 講師 日本環境管理センター
●7月に浄化槽から流れ出る水の行方について教えてもらい 植物の育成体験及び
観察を通して生物多様性の保全と仕組みを学ぶ計画でしたが、種まきも収穫も
雨のため職員の方にお世話になりました 地球上の生物、植物などすべて
生あるものは外気とか気象に左右されて人間の力の及ばないことも学びました
●浄化槽では微生物の働きにより汚泥と水に分かれます
*水
川へ流れ海に行き雲になり雨となり再び山や平野に降り注ぎ植物や生物を育てます
*汚泥
環境を守るため日本環境管理センターの工場では、汚泥の水分を飛ばし資源として
培養土(炭化汚泥)を作って農業用堆肥として利用されます
植物(トウモロコシ)の育成体験畑にも利用されています
トウモロコシの畑 雨水でぬかるんでいました
夏の間は路地栽培の畑で栽培テスト中のパパイヤ
冬になるとリサイクル燃料のペレットボイラーで
管理されている温室で栽培される
パパイヤとトウモロコシを焼いてもらいました
パパイヤはキュウリとか うりのような歯触りでサラダにも合います
今日はチーズ焼きにしたり胡麻ドレッシングなどをかけて試食しました
トウモロコシの旬は、夏と思っていましたが今、収穫されたばかりなので
生でも試食しましたが、とっても甘くフルーツみたいでした
種まき・収穫体験は出来ませんでしたがとっても美味しく
試食させていただき循環型社会のしくみを学びました