2020年12月12日土曜日

令和2年12月12日(土)     12月度ぎふ地球環境塾                            

                                                                      場所:日本環境管理センター

今年の最後の環境塾となりました。

新型コロナは、寒さと比例して 拡大してきました。

受付もしっかりと対策をして

安心して塾が開催されるよう 対応しています。

≪世界の話と「バイオマスファイア2」バイオプラスチックのメリット、活用≫                        

                                                       講師:WEVマガジン編集長 石原 英一        

今日の先生のジャケットは

廃棄されたパラシュートを

リサイクルして 作られた服です。

プラスチック製品が必需品となっている

現在のメリット、デメリットについて 話を聞きました。

日本だけでなく、私たちの知らなかった

世界中の 話が興味深かったです。

2時限目は、バイオマスのワークショップです。

「1年間この部屋で暮らす。どんな部屋にしますか?」

条件は、 ①なにを持ち込んでもいい

②一度入ったら出られない

③ドアも窓も開かない

④エアコンは壊れている

⑤携帯、インターネットは使えない

⑥施設の電気は使えない

さあ、どんな部屋ができるかな?

最後に お互いの作品を見て 回りました。

  皆さんの発想力に 感動!


≪感想≫

● ビニール傘の落とし物を取りに来た人が0ということに驚いた

● 絵を書くのが楽しかった

● 地球を造るということは大変なこと

● 大人になったとき、絶対にゴミ自転車のようなことはしない。

   プラスチックはリデュースをします。

   例えばプラスチック傘は再利用する。

●今の生活を当たり前と思わず、意識して生活したいと思った。  

2020年11月22日日曜日

令和2年11月14日(土)11月度環境塾                                     場所:日本環境管理センター

すっかり、秋です。 銀杏の木の葉っぱもきれいに色づきました。

1時限目 ≪環境に優しい物流≫                                     講師:西濃運輸  中山貴照
街でよく見かける西濃運輸のトラックです。 今日も楽しく作る貯金箱のお土産

物流ってどんなこと?

私たちの家庭に荷物が届くまでには たくさんの工程があります。

船や飛行機も使って、家に届けてもらえるのは トラックです。

また、西濃運輸専用の貨物列車も 走っています。

ただ物を運ぶだけでなく 環境にも配慮して

さまざまな取り組みが行われています。

二時限目 ≪自然環境の保全~  生き物たちはとってもフクザツな関係でつながっている~≫                 

講師 :岐阜大学 伊藤健吾

メダカを飼ったことのある人は、約半分

メダカがいなくなって困る人は?

牛がいなくなって困る人はいるけど

(肉が食べられなくなるし、牛乳が飲めなくなるから)

メダカがいなくなって困る人はいないかも?!

針金のようねハリガネムシについて 話を聞きました。

ハリガネムシは、木の根っこやひものように見える 虫です。

生き物に寄生して、水の中にいたり 空を飛んだりして

子どもを増やしていきます。

イシガイについても

とってもおもしろい興味深い 生き方をしていることを 初めて知りました。

≪感想≫

●荷物やトラックの種類がよくわかった

●生活をつなぐために物流はとめられない

●1ヶ月にトラックは地球と月の間を 31往復しているなんてすごい!

●虫と虫の関係がとてもおもしろい

● 生き物はおもしろい

●生物が絶滅しないようになにかしたい

●蚊が 一番人間の死に関係しているなんておどろいた

2020年10月28日水曜日

令和2年10月17日(土) 10月度環境塾

                                            場所:日本環境管理センター

すっかり秋です! 本来の予定では、徳山ダム見学でしたが

コロナ感染予防対策により 中止になりました。

とても 残念です。

が、牧野副理事長より、

塾生の親子に草餅をいただき、大喜びです

今日は、とっても大切で、知っておくべきこと事を 勉強をします。


1時限目

≪ウンチはどこへいく?≫   

                                   講師;日本環境管理センターのみなさん

今日の授業は

「ウンチはどこへいく?」です

皆さん考えたことあるかな?

水洗トイレの水に流されて・・・・・・????

各家庭についている合併浄化槽と、下水のふたつの

処理方法があり、その違いを教えてもらいました。

わたしたちのウンチは

処理された汚泥は、乾燥させて

なんと肥料(炭化汚泥)になります。

また、ここの会社では、

汚泥濃縮車があり、汲み取った汚水を

きれいな水に浄化できます。

実際にその様子を見学しました。


汚水がきれいな水になり

その水をまた浄化槽に戻します。

家庭の水道代も節約になり環境にもいいですね。


2時限目

≪トイレの話≫                  

                               講師:日本トイレ研究所長 加藤 篤

災害時に備えて

水や食料品は備蓄しているけど、

トイレに関するものはどうだろうか?

タイプの違う簡易トイレで、実験をしてみました。


災害時に備えて、あわてない困らない

トイレマスターになろう!

それには、6つのワザがあります。

誰も今まで教えてくれなかったトイレの話に

親子ともども興味しんしんです。

とくに

「災害時のトイレのワン・ツー・スリー」のカードは

わかりやすく

いつでも見れるところに貼っておくのもいいですね!


≪感想≫

●バクテリア(微生物)が汚れを食べることを知った。すごい

●汚水をきれいにしているのは、化学薬品でなく微生物であることを聞き、安心した

●ぼくらのウンチもつながっているんだな

●炭化汚泥が化学肥料になるなんて、すごいと思った

●我が家の浄化槽のことが、とてもよくわかりました

●トイレをがまんすると病気になるなんて知らなかった

●生活を見直すきっかけになった

●携帯トイレをさっそく買いに行こう!と思った



2020年10月23日金曜日

令和2年9月12日(土)
9月度環境塾
                                 場所:日本環境管理センター




今年の夏も、 酷暑と、 台風等雨風の強い日が 繰り返す毎日
コロナとマスクと天気の闘いです!
環境センターの周りの田畑は 緑に一色
既にお米の取り入れが 始まっています。


実る稲穂

活躍するコンバイン
1時限目
≪里山の森活動≫                  
                   講師:太平洋工業 安全環境部長   
                       杉山慎一 
太平洋工業は、車の部品を製造されている会社です。
車は私達の暮らしの中の必需品です。
太平洋工業では、環境に配慮したものづくりはもちろん、
地元大垣市への環境整備活動にも
ボランティア活動に取り組んでみえます。


 
どんな部品を作っているのかな?


里山(上石津)の環境活動


毎年、大勢の参加者で活動


昨年の活動の様子


楽しみながら自然を守る

とっても、楽しそう!
私たちも、実際に参加してみたくなります!


SDGS・・初めて聞く言葉です
これからの企業は
地球環境に配慮したものづくりや
活動を求められています
同時に
私たちも、身の回りから
出来ることを
始めてみよう


2時限目
≪廃棄物ってどんな物?≫
                  講師:日本環境管理センターの皆様
廃棄物って
色々あります
堀田講師のお話

クイズ・・・資源ごみになるのはどれかな?
以外とたくさん
あるんだな~
クイズは難しい?!
休憩時間に・・・いただきま~す!
剪定された枝を粉砕してチップに
それを燃やし、燃料にしてビニールハウスを温めます
そこで、出来たのが
パパイヤ
南国でなくても
海津市で、出来るなんてビックリ!


温室で育ったパパイヤのスムージ
 「これ何のスムージだと思いますか?」
の質問に
あるお父さんが、
「そりゃ、海津市だから、みかん!」
と自信ありげに答えてましたよ(@_@;)
おいしぃ!!!!!!おかわりほしい!

工場見学 木の枝をチップにする現場

ペットボトルを粉砕して凝縮 10KGあるよ

きれいなリサイクル工場

綺麗に洗っていないボトル・・これはダメ!
リサイクルごみに出すときは
きちんと、洗おう
温室でのパパイヤ栽培
南国へ来た気分
パイナップルまであるよ!
ここは、沖縄ではないよ!
この間までパイナップルが
なっていたそうです
バイオディーゼル燃料・・?
この車は、
天ぷら油の廃油をもとにした
燃料で走ってます 


≪感想≫ 
●地球温暖化が、すごい早いスピードで進む
●資源ごみは、新聞と食品トレーくらいだと思っていた
●車の部品は日本だけでなく世界でも作っていることがわかった
●環境クイズは楽しかった、勉強になった
●汚泥を肥料にすると植物がより大きく育つ 
●SDGS・・初めて聞いた。勉強になった。                                                                 

2020年8月18日火曜日

8月度環境塾

8月度環境塾



8月8日(土)                  輪之内町リトルホール




暑い日が続きます。
今年はコロナの影響で、夏休みが短くなりました。
 いつもなら、夏休みの自由研究に ぴったりの
内容(藍染め体験)です!
さぁ、今日はどんな力作が
出来るかな?



≪藍染体験≫                      講師:染色家  所鳳弘









所先生


最初は、藍染めについてのお話 
藍染は、長い歴史があり、ではほとんど
行われていない。
藍は、消炎、解毒、止血の効果があそうです。
また、藍の匂いを、ガラガラ蛇が嫌うので、
昔、海外の砂金採りの人達は
ジーンズを藍で染めて着用していたそうです。
そんな、すごい藍の葉は・・・
黄緑色なのに藍色に変色する?
この藍は、関市の学校の先生が栽培されたものです。
摘まれたばかりの新鮮な藍です。

 さて、いよいよ制作にとりかかります!


まず、真っ白な木綿のハンカチで

輪ゴムでイメージしながら縛ります

縛ったところは染まらないよ

ロケットみたい


エコバックは割りばしで挟む


さあ、出来たら外にでて、
染めてみよう!
藍の染料

そのまま染料の中に入れます


見守るお父さん


きれいな水ですすぐ


薄かったらまた染料につけてみて下さい
藍はまるで生きているよう

完成したら干します

天気や風で色の発色もかわってきます



星の形



ユニークな模様 ステキ

世界にひとつのエコバック


≪感想≫
●もっと、いろいろなものを染めたい!
●作品を干しているとき、一人のおじさんが「愛染は失敗なんてないんだよ。でも着物の藍染の失敗はあるけどね」の言葉が一番印象に残りました。きっとおじさんは、どの子も、素晴らしいと思っていたのではないかな。
●初め、何気なしに輪ゴムで留めたが、染め上げてから原理がわかった。
●出したい柄を想像するのは、難しいと思った。
●今日のハンカチやエコバックを使いたい。来年もやりたい。
●昔科学の勉強をしたことがあり、化学反応で考えると藍の発色はどう説明できるのか、一度調べてみたくなりました。ありがとうございました。