2019年8月11日日曜日

令和元年8月10日(土)
8月度環境塾                      場所:輪之内町文化会館リトルホール


暑い日が続き、
熱中症のニュースが、毎日流れています。
青空の下、風もあり絶好の藍染日和です。
夏休みの宿題、自由研修の課題にする予定の
塾生もたくさんいます。
ワクワク感で、いっぱいの様子です!

<環境学習のねらい>
  ●私たちは地球という大きな生体系の一員であり、
   私たちの生活には様々な生き物が関わり合い、                    
    生態系から得られる恵みによって支えられていることを学ぶ。
  ●私たちの命と暮らしを支えている植物を含む生き物を持続的に利用し、
  守る方法について学ぶ。
生態系の植物を使い人間が他の動植物にどのように関わり合っているのか
  染色体験を通じて学ぶ。


藍染の会場





≪草木染体験≫
                                          講師:草木染色家 所鳳弘


所先生

受付と同時に
藍の草と、今回染色をする材料(ハンカチ、エコバック)が
配布され、早くも皆さん興味しんしんです!

関市から届いた藍の葉
≪藍の特徴≫
藍染は、紀元前2000年も前から続いている
室町時代の頃から発酵させた染料で、藍染を行った。
毒ヘビや虫が藍の匂いを嫌う
 (昔、海外では砂金採りの人が、藍で染めたブルージーンズをはいていた)
サッカーの選手のユニホームをジャパンブルー(藍色)という。藍染は日本の伝統。
薬草の働きがある。(虫に刺されたら、藍の汁を塗るとよい)


1.ハンカチの藍染
どんな模様になるか想像し、
白の木綿のハンカチーフにゴムで縛る
縛ったところは、液を通さないので白いままです。

親子で共同作業
 
ゴムを固く蒔くのは難しいな


ていねいに教えてもらいます
 
たくさんの絞り柄ができそう



なごやかな雰囲気

           


藍の液につける


すすぐ

お父さんもお母さんも一生懸命

ゴムを外して・・・

どんな柄になったかな?

親子の力作


日光と風で干す
2.エコバックの藍染
エコバックは生地が固いので
割りばしを使って行いました。
1回目のハンカチでおおよそ理解できました。 
エコバックをたたみ割りばしをゴムで留めます。 


かわいいエコバック
  
たたんで、割りばしでとめる
  
どんな柄になるか想像して・・・
出来上がり

笑顔がいっぱい

今度は濃淡に2段階に染めました
いい感じです!しぶいな~

濃い藍色と白のコントラストが素敵

作品を鑑賞される所先生
自分で想像した色・柄にならないのが、藍染のよさ・・・・楽しめる
世界でたったひとつの作品・・・・誰にもまねできない
当日の気温、湿気等天候で色の変化がある。
化学染料を使わない自然の植物の染料で、
肌に安全に身に着けることができる。




3.藍の葉で液を作る
   
葉と水をミキサーにかける

どんなふうにかるかな?

ミキサーにかけた緑の液が、しばらくすると藍色に変化します

すでに発酵した藍の液に混ぜ、液の完成


≪感想≫
●染めるのが楽しかった
●親子で楽しい時間が過ごせてありがとうございました
●見た目が緑の葉っぱなのにミキサーにかけて藍色になるなんて不思議です。
●もう一度、自分の柄をリベンジしたいです。
●初めての体験でした。もようや色が自分の個性でできていたので、
こんな感じなんだな~と思いました。
●他の物でも染めたいなと思いました。
●自分のオリジナルができてよかった。