2019年9月18日水曜日

令和元年9月14日(土)9月度環境塾      
9/14    




連日、暑い日が続きます!
ここの日本環境管理センターは、
緑のカーテンで覆われており、
西洋朝顔の青い花がが
可愛く咲いています!
南から眺める

二階のベランダまで咲き誇る西洋朝顔


9月第2土曜日は、運動会のある小学校が
あり、出席率はよくありませんでした。
が、逆に皆さん緊張して
しっかりお話が聞けました。


≪1時限目≫
病気の話
岐阜大学客員教授  渡邉昇
渡邉講師
みなさん真剣!


受講生の親子に質問
「みなさんの知っている病名を教えて下さい」


みなさん、すらすら出てきます。
難しい病名もよく知ってます。


子どもさんなのに「糖尿病!」(驚いた)
感染症と以外の病気


日本は世界に誇れる
四季がある。
動植物もそれぞれ旬があり、
気候とともに流行する
病気もある。
季節ごとの植物と魚
気候別の果物・魚


地球がだんだん温暖化になり、
暖かいところの病気が、日本でも流行するようになる。
例)2年前東京で、テング熱が発症


人の移動が速くなり(飛行機)
世界の病気が、
日本に持ち込まれ発病する。


今後は、いままで日本には
なかった病気がはやる。



想像しただけでも
ちょっと怖くなりますね。
予防の三原則
「自分は、大丈夫」
「まさか、病気にはかからない」
人間は自分は安全だという思い込みがある
常に予防に心がけよう!


≪二時限目≫
地球規模でみる食べ物の大切さと食品衛生
                講師:岐阜県生活衛生営業指導センター  樋口行但


樋口講師は、岐阜県の生活衛生事業所を
指導されています。
・理容組合(とこやさん)
・美容組合(パーマやさん)
・公衆浴場衛生組合(おふろやさん)
・クリーニング組合(クリーニングやさん)
等、14もの組合があるそうです。
あと、飲食関係も含まれます。
樋口講師
今日の内容は、
①バーチャルウォーターとは何?
②日本の食料自給率はどうなっているの?
③知っておきたい食中病因物質
④食中毒予防と手洗いの大切さ
①バーチャルウォーターについて
食物を輸入したら、
その食料を生産するために
どの程度の水が必要かを想定すること。
日本は、外国から牛肉を
輸入します。
が、牛を育てるために
穀物(食料)が大量に必要です。
牛肉1kgs生産するのに
約20000倍もの
水が必要となる、
と説明されました。
想像できませんね!



牛肉について

バーチャルウォーター
そこで、よく食べる他の食べ物についても
どれくらいの水が必要か
調べてみました。


ハンバーガー1個=999ℓ ペットボトル約2000本
牛丼1杯=1889ℓ  ペットボトル約3780本
コーヒー1杯=210ℓ  ペットボトル約420本


すごい!!ですね!
私たちは、
食べ物と一緒に大量の水も
消費してるんですね。
飲料水や水道の水(生活水)
だけでないということが
勉強になりました。


特に輸入頼っている日本は、
世界の水とつながっています。
水を守る、環境を守ることの
重要性を認識しました。




≪感想≫
日本が暖かくなると新しいばい菌が増える
●食中毒は身近な問題、手洗いをしっかりやろうと思った
●気候が変わったら、病気も変わっていくことがわかった
●日本で作っているものは少なくなっているんだと思った
●「いただきます(命をいただく)」の意味がよくわかった
●海外の水不足等は他人事であったが、バーチャルウォーター
 を知って、他人事ではないと感じた