2018年8月19日日曜日

平成30年8月11日
   8月環境塾                           場所:輪之内町リトルホール


8月も7月に引き続き酷暑!
強い日差しの中、藍染め日和となりました。
藍染めはお天気よって色の出具合が変わり、雨や雲だと藍色でなく緑かかった色になるそうです。
輪之内町のリトルホールで講義を受け、外で実習草木染(藍染め)を行いました。
初めての体験者がほとんど。
親子で感動の連続だったようです。
今日は、世界にひとつしかない作品を作ります。





草木染め(藍染め)             講師:草木染色家 所鳳弘
                               他スタッフ6名
<環境学習のねらい>
  ●私たちは地球という大きな生体系の一員であり、
   私たちの生活には様々な生き物が関わり合い、                    
    生態系から得られる恵みによって支えられていることを学ぶ。
  ●私たちの命と暮らしを支えている植物を含む生き物を持続的に利用し、
 守る方法について学ぶ。
生態系の植物を使い人間が他の動植物にどのように関わり合っているのか
 染色体験を通じて学ぶ。


≪藍の特徴≫
藍染めは紀元前2000年も前から続いている。

 ●毒ヘビや虫が藍のにおいを嫌う(昔、海外では砂金採りの人が藍で染めた
 ブルージーンズをはいていた。)

 ●薬草の働きがある(虫に刺されたら、藍の汁をぬるとよい)



藍染の歴史を聞く
親子とも真剣です

≪藍染め体験≫

エコバックとハンカチを染めてみよう

エコバックに何か所か、輪ゴムでとめる
親子で共同作業
相談しながら・・

ハンカチは、割りばしや、板、筒を使ってみる
今回は新しい材料で
割りばしと板を使って
染料を作る
ちぎった葉に水を加える
手早くミキサーにかける
絞る
原液に混ぜる


染める
20位染料につける
黄緑が空気に触れると鮮やかな藍色に



水ですすぐ


板をとって干す

筒で染めたハンカチ
干す
「いいねぇ!」


筒で染めたハンカチ・・波のようで素敵




エコバッグ

世界にひとつだけのエコバック
板染めしたハンカチ
シンプルで豪快な力作
最後に質疑応答の時間が設けられ、
生徒の皆さんからは、たくさんの質問が出ました。
はきはきとした質問や、問いかけの姿勢に
所先生よりお褒めの言葉を頂きました。


≪感想≫
他の植物でも、布を染めてみたいと思った。
太陽に染めた布を当てると、色が変わっていくところが興味を持った。
またやる機会があれば、藍染めをやってみたい。
ミキサーにかけた葉をさらに発行させると、さらにいい色になることがわかった。
大人の私が、一度チャレンジしてみたくなりました。
先人の知恵は素晴らしいと思いました。
自然の力はすごいなと思いました。
天候や温度湿度の条件によって出来るものが異なる。すべて自然の中で色々なことが出来る。