2018年10月24日水曜日

平成30年10月13日
10月環境塾
                                          場所;日本環境管理センター


すっかり、秋です!
今日の後半は、7月に種まきしたとうもろこしの収穫と
ミニバーベキューの予定でした。
しかし、相次ぐ大型台風襲来で!・・・
とうもろこしが大被害を受け
収穫不能になりました(泣)
それでも、おいしい貴重なとうもろこしと
パパイヤ料理で賞味させていただきました!
トウモロコシ畑
本日前半のカリキュラムの予定であった
「トイレの話」の講師の先生が都合悪く
代わりに
日本環境管理センター2名の講師による
講義をしていただきました。


1時限目
≪トイレの文化と日本環境管理センターの仕事≫
                                      講師;日本環境管理センター牧野
牧野講師
環境という言葉のイメージは・・
自然、森林や山、水、燃料・・など色々浮かんでくる。が、
「環境が整う」という言葉から、
いい状態、状況を整えるというように
身近なところに環境というものがある。
当たり前のことにだんだん慣れてしまう。


「70~80年前までは、トイレの汚泥は
リヤカーで運び、畑にまいていた(肥料)
または、川に流していた。
その後、海に捨てたりしていた。」
水洗トイレの環境にに育ってるこどもさん達はビックリな様子!
牧野講師は子供の頃、
周りの子たちから
「うんこ屋」「くさーい!」
と言われていたそうです。
しかし、この言葉をバネに
「皆の嫌がる仕事をやろう
何か役にたてることをしよう」
と、奮い立ち
今に至っていると話されました。



二時限目
≪合併浄化槽の話≫
                                      講師;日本環境管理センター 佐藤
ミニチュア浄化槽
普段は土の中に埋まっており
見ることのできない浄化槽のミニチュアです。
現在は、下水道がかなり普及しており、
浄化槽使用の割合は低くなっています。
佐藤講師


浄化槽の中
親子でちょっとビックリのふたつ
①意外と知られていない
災害時のトイレの被害
②浄化槽の中では
バクテリアが汚れを食べて水をきれいにしてくれる。


他に数問のクイズ問題で
クイズ問題
生活排水で一番汚いものは?


台所の水が一番汚い
誰もトイレの水と思っていたのに
正解は
台所の排水」でした!




また、新しい技術も紹介されました。
汚泥に薬品を混ぜると
綺麗な水と汚泥に分離できる
実験です。
興味しんしん

泥水に薬を入れてシェイク
時間がたつときれいに分離
こういった技術が
バキュームカー(汲み取り衛生車)に搭載されているとのこと。
実際にその様子を見せていただきました。
車で実際に分離される水を見学




3時限目
≪トウモロコシとパパイヤのミニバーベキュー≫
種まきの授業と今回で2回目の
ミニバーベキュー。
何度食べてもおいしい。
青空の下、
自然に囲まれて(田園風景)
みんなで食べるパパイヤ
最高!


パパイヤの木
おいしそう~
いただきま~す
2杯目もどうぞ
≪感想≫
●台所の排水が一番汚いことが心に残った
●台所にいろんなものを安易に流さない
●下水がいいのか、浄化槽がいいのか、深く知りたくなった
●ボットン便所を見てみたい
●浄化槽を見直しました
●下水道システムが都市化の優位性だと思っていたが、必ずしもそうでない
●浄化槽では微生物が汚水をきれいにしてくれることに驚き!
●昔は、トイレもたいへんだったなと思いました