平成27年7月11日
今月は、先週末から台風が3つ重なり、今日予定していたトウモロコシの種まきは、
雨で畑に入れず無理かなと、心配していましたが、台風の進路が逸れて、昨日から
良い天気になり、塾生が楽しみにしていました種まきが、出来ました。
ぎふ地球環境塾は、地域企業の助成金や環境税の応援を受けています。
1時間目 「トレーのリサイクル」 株式会社 エフピコ 新谷恭三 講師
★今日はゴミの問題を考えてみましょう
* 日本の家庭やお店から出る1年間のゴミの量は何トン?
●2012年→→→4,522万トン
(この中の2,970万トンが、一般家庭のゴミです)
●日本人一人当たりのの1日の家庭ゴミは約1kg(976g)です。
●この家庭ゴミを処理するお金は、1年間にすると一人当たり14,000円
●4人家族で56,000円です。
★どうしたらゴミを減らせるか?
* スリーアールと言う方法があるよ!
●リデュース→→→ ゴミを出さない生活をする
●リユース →→→ 一度使ったものを何度でも使う
●リサイクル→→→ 使い終わったものをもう一度材料に戻して製品を作る
★エフピコ方式のリサイクル
①消費者→→→ ②スーパー→→→ ③包材問屋→→→ ④エフピコ
①~④の内で一番努力をしてトレーを返却しなければならないのは私たち
消費者であることを学んだ
●スーパー、包材問屋、エフピコも頑張るが、リサイクルの主役は私たちなので
私たちが自分の事としてリサイクルに協力しなければならない。
2時間目 「薪と森林再生」 地域再生機構理事 森 大顕 講師
★ 学習のねらい
● 地球温暖化による将来の地球の危機を学び、地球を守るため森林再生について
学ぶ
● 森や川の機能や果たす役割の重要性を学び森づくり川づくりについて理解し学ぶ
★ 学習内容
● 息子や孫がこの地域でやりがいのある仕事をして、幸せに誇りをもって住み
続けられる地域再生へ!!!
(便利な生活と引きかえに→→→お金と人が地域の外へ流れてしまう)
●自給自足・・・・・自分たちで作り自分たちで使う
*(愛知県豊根村は人口1,400人の村です)この村の年間のエネルギー(電気、ガス
水道、灯油、ガソリンなど) はお金に換算すると5億円です。このお金が村から出て
サウジアラビアなどに支払われるのです。
*今、日本では山の森林の木が安いので、木を切るのは危ないしやりたくない 人々は
そうしている間に歳を取って元気がなくなり若者も地域を出て行ってしまう
*ドイツ バイエルン州 レッテンバッハ村では、自給自足に力を入れ山から木を
切ってきて薪にして売ったり、エネルギーにしている。人口は減らずに増えている
*自給自足の生活は便利ではないが、便利な生活はお金がかかるので、便利に
しすぎるのは将来が心配である 私たちの力でなんとかしたいといけない
★ 受講生の感想
* 自分の故郷をたいせつにしたい
* 薪の良い点がわかり地球を守るため薪を利用したほうが良いと思った
* 薪の良い点は理解できたが実際に取り入れるのは難しいと思った
* 薪を作る→木を切る と言うイメージでしたが、人々の暮らしを豊かにするし、山を
守る手段になると感じました
* ボイラーと言うものがわからなかった
* 自分が生まれた地域の人が少なくなるのはさみしい
* 日本でも、いろいろな地域の人々が、山から木を切り出して地域再生に力を
入れているのを知った
* オーストラリアの人々は森の中で親子が協力して住み生活するのが幸せと
思っている人が多い
* 日本でも、地域の過疎化を止めるには、森林の再生や、地域が民間や自治
と協力して地域にお金を落とし雇用が生まれる仕組みを作る必要がある
* 木の駅プロジェクトが全国で60ヶ所もあり岐阜県にも8ヶ所もあるということを
初めて知り、どんどん木が活用されると素晴らしいなと思いました
3時間目 「循環型社会のしくみ」 日本環境管理センター 牧野大樹 講師
★汚泥を、水と固形物に別け肥料を作りその肥料が生物に与える栄養について
学んだ
*生物には水と栄養が必要であることを知った
*トウモロコシの種まきを体験し10月に収穫できることを学んだ