2014年2月12日水曜日

2/8   2月 環境塾

平成26年2月8日(土)
               環境塾(ソーラーアーク)




1時間目  省エネ・節電説明と目に見えない大気の汚れを知ろう
             矢口 芳枝 講師


   前日より近年にない大雪注意報が出ていましたので、今日の天気が心配で気をもんでいました。やはり、夜半から朝方にかけ激しく雪が降ってきました。
しかし、午前7時ころから雪がみぞれになり道路には雪がありましたが凍結もなく会場まで行けました。講義中も降ったり止んだりで帰りは大丈夫かなどと心配していましたが、スケジュール通り無事終了することが出来ました(バンザーイ)♪(*^_^*)


 ★ 省エネ・節電と言うテーマでエネルギーについて学びました。

  私たちの生活活動のエネルギーの今と昔のちがい
  
  (むかし 江戸時代)                   (いま  現代)
                                   
         ちょうちん (ローソク)               懐中電灯 (電池)
         うちわ    (人間の力)              扇風機  (電気)

 
 
        
                くど かまど(まき)                 電気IHコンロ (電気)
                                       ガスコンロ  (ガス)  
         かご (人間の力)                  車   (ガソリン 天然ガス 電気)

 (家電製品を上手に使って省エネルギー生活をしましょう)
         冷蔵庫 ・・・・・・・・・・・・・・   買い替えるときは省エネタイプを選ぶ
         エアコン ・・・・・・・・・・・・・   夏は28度   冬は20度
         テレビ  ・・・・・・・・・・・・・・  画面のほこりをはらう  見ていないときは消す
         照明器具 ・・・・・・・・・・・・  こまめに掃除する  LEDランプにする  こまめに消す
  

  毎日の生活の中で自分にできる省エネを工夫してスリムに生きる、
  スマートに暮らすことを学びました。
 

 ★ 目に見えない大気を知ろう
 

  
  ・  空気と大気のちがいについて、学びました                                  
    空気は人間の目の前  大気は地球規模 
  • 私たちは1日に、牛乳瓶一万本もの空気を使っている。
    空気は地上から10km先までしかない。
    私たちの生活が空気を汚している。
    私たち一人一人が気を付けて生活していかなければ2酸化炭素が増えてしまう。
     
  • きれいな空気と車の排気ガスの違いを知る実験を行いました。
     
    それぞれ塾生の代表が美味しいきれいな空気(外は雪が降っていたので木立や植物の茂っている所まで行けなかったので軒下と使っていない部屋)汚れた空気(車の排気ガス)を集めました。
    ビニール袋に集めた空気に、ザルツマン試薬を、少しづつかけると試薬が色の付いた水滴になり袋の底にたまりました。この水滴の色により2酸化炭素の含有量を見ました。
     
    車の排気ガスを集めたビニール袋の水滴ははどす黒い赤色になりました。
    美味しいきれいな空気は薄いピンク色でした。
     
    車社会が、地球温暖化に影響を与えていることがわかりました。
  ・  大気(空気)を汚しているのは「イオ酸化物SOX」や「チッソ酸化物NOX」であり「2酸化炭素」
     は、地球温暖化になる事がわかりました。

 








2時間目    「人と西濃」

     岐阜経済大学の森誠一教授のご都合が悪く岐阜経済大学の豊田富士人非常勤講師
   に講義していただきました。

  水と電気を比べると人間が生きていくには水の方が大切である。
  地球上の水のうち、飲める真水は2%しかない

  水は貴重だ!!!

   JR大垣駅は今から600年前(縄文時代)は水の中だった。
   大垣駅より南は、液状化しやすい土地である。
   北側は、液状化しにくい
   雨が1時間に100mmを超えると洪水になり大垣駅前通りのヤナゲン通りは水浸しになる。

  (人と水のかかわり)
   ・農業用水・・・・・・・・・・・・大垣城の周りには堀がある 堀田は水はけを良くする
   ・水運・・・・・・・・・・・・・・・・交通交易
   ・工業用・・・・・・・・・・・・・・発電 冷却 洗浄
   ・輪中・・・・・・・・・・・・・・・・人間、家、田畑を守る
   ・自噴水・・・・・・・・・・・・・・穴を掘って工事をすると水が出てくる自噴地帯という

  (大垣の水)
   ・大垣市の水は、地下から汲み上げて塩素を加えているだけで浄化しなくても飲み水になる。  
   ・大垣市の水は安全安心である。
   ・水に費用は余りかかっていないが、各家庭まで配管して配るのに費用がかかっている
   ・大垣の水門川には、大きな鯉がいる。
   ・鯉は結構汚い川でも生きていける。

  (水の循環)
   ・水には硬水と軟水がある。
   ・山に雨が降り貯えられ徐々に谷、川、海と流れて蒸発し雨となりまた山に降り、くるくる回って
    いる。人間が水を汚すとそれが回ってきて人間の口に入る。

  (食物の循環)
   ・小さい魚は、大きな魚に食べられる、その魚はもっと大きな魚に食べられるそれを人間が
    食べる。食物連鎖。
   ・汚れた水で育った魚の毒はつぎの魚にバトンタッチされつぎつぎ伝わり人間の口に入る。
   ・汚い水は困る 

  (家庭での水の使われる割合)
   ・トイレが一番多く 28%  
   ・お風呂 24%
   ・炊事 洗濯 20%
   ・その他  28%

  
  (受講生の感想)

   ・安八や大垣はすごく水がきれいで豊富で貴重と思ってなかったが、世界では飲み水に
    困っているところがあることを知り水を大切にしたいと思った。
   ・日本では蛇口をひねればふつうに水が出てくるのに世界では簡単に出てこないので
    どこの国でも出るようになると良いなぁと思った。
   ・すぐ水が飲めることに感謝したい。
   ・水を大切にしなければならないことがわかった。
   ・硬水(妊婦 便秘に良い) 軟水(だしとり コーヒー 紅茶に合う)の違いを学んだ。
   ・水の大切さがわかったので節水しようと思う。
   ・浄水場別に硬度ランキングがあるのを知った。
   ・写真や説明がたくさんありわかりやすかった。すごく勉強になりうれしかった。ありがとう♪