1月 環境塾 (日本環境管理センター)
1月も半ばだというのに、身にしみるような寒さが感じられない日でした。
やはり近年の地球温暖化の影響でしょうか。
冬場は過ごしやすい日々でありがたいのですが 今後の気候変動に
無関心ではいられません。
こん回は、1時間目「環境と経済」 2時間目「世界の水問題とつながる足もとの水環境」
以上を続けて、受けました。
「環境と経済」 前野 勝之 講師 (大垣共立銀行総合企画部)
★ 経済とは社会生活をいとなむためのモノを作ったり、売ったり、買ったり、使ったり
する活動の事。
*農家の人が野菜、米、くだものを作る
➡八百屋、スーパーなどが売る
➡私たちが買う
*工場で服、パソコン、冷蔵庫を作る
➡洋服屋さん、スーパーで売る
➡私たちが買う
*銀行は、良い物を作ることのできるようにお金を貸して、工場などを
動かしてもらうようにする
*二宮金次郎(二宮尊徳)の言葉
道徳無き経済は罪悪である
経済無き道徳は寝言である
★ この後全員で環境クイズを12問行いました。全問正解者は、いませんでした
スタッフも一生懸命環境クイズに取り組みました
★ (環境クイズの解答)
① 環境3Rで、使い終わったものを再び利用することをリユースと言う
② ノーベル平和賞をもらったワンガリ・マータイさんが環境を守る
言葉として「もったいない」を広めた
③ 台所のゴミの中で、手つかずの食べ物や食べ残しが占める割合は
40%である
④ 出来るだけ環境にやさしいモノやサービスを選んで買うことを
グリーン購入と言う
⑤ 地球温暖化とは大気中の二酸化炭素がふえることである
⑥ 世界中で二酸化炭素を一番多く出しているのは中国である
⑦ これから先100年で地球は、最大5.8度暖かくなると言われている
⑧ 岐阜県の面積の81%が森林である
全国1位は高知県の84%で岐阜県は2位になる
⑨ いらない木や、牛、豚のフンなどを使い電気をつくることを
バイオマス発電と言う
⑩ 日本で、太陽、風、川を流れる水の力など自然の力
(再生可能エネルギー)で作る電気は、全体の12%である
⑪ 家の中で一番多く電気を使うのは冷蔵庫である
⑫ 冬の地球温暖化対策として、部屋の温度を20度で温かく
過ごすための工夫・7取り組みを、ウォームビズと言う
(現代社会は刻々と変わっていきますので解答も変わっていきます)
「世界の水問題とつながる足もとの水環境」
神田 浩史 講師 (同志社大学講師)
水があるから地球には命がある
地球は水の惑星である しかし使える水は全体の0・01%である
日本は蛇口から飲める水が出てくるが世界では水に困っている
世界の人口は71億人 このうちの25億人はトイレがない、8億人が
飢餓(生きていくのが精いっぱい)である 日本は恵まれている
水に困っている世界のお友達の写真を見せてもらいました
目やお腹ばかりが大きくて腕や足は折れそうなくらいに細かった
* 日本は水に恵まれている しかし、食料の60%を外国に頼っている
食料を外国から買うことはバーチャルウオーター(見えない水で食物
を、育てるときに使う水)の輸入もしていることになる
* 水はガソリンより高く100円出して買うのはもったいない
* 日本は、豊かな田畑や水に恵まれているのにほったらかしにして外国から
食料を輸入している
* 日本はぜいたくして田畑があるのに働かなくなった人が多くなりもったいない
(まとめ・・・・・・・自分にできることから始めよう)
* 世界の事、日本の事、知っていることを友達などに知らせよう
* 森林・田畑を大切に、地元の食べ物や木を使おう
* エネルギーとして木や水を使おう
* 最後に、日本は世界から色々仕入れなくても生活できる国なので、お金を
いっぱい使い色々輸入することについてよく考える必要がある
* 揖斐川の上流の山が、手入してされているから下流が助かるので上流
の山を守ろう